家で呑むことのよしあし

 家族三人で暮らしていた家に一人で住むとなれば、当然ながら、空間があく。微妙に生活感が薄れ、部屋の広さを扱いかねるような思いがする。

 どうせこの家も離れることと思い、こんな空間で呑むことも珍しかろう、と、知人を招いて一献共にした。すると、気が楽になるのか、周りに聞く人もいないことが手伝ってか、普段より会話が弾んだ。普段なら話せないような打ち明けめいた話も出てくる。

 よい酒や肴を買ってきても、外で呑むよりはるかに安上がりだ。

 悪くない。

 

 ただ一つ、大きな問題がある。

 終わりのタイミングが測りがたいのだ。今回招いた方は現在の我が家から徒歩圏内の方で、話が弾んだこともあり、0時をすぎてもいらっしゃった。私もそれが嫌なわけではなく、興の赴くままに時間をすごすこととなったが、それなりの時間にはなった。

 実に久しぶりに学生のように「宅呑み」をすることとなり、そのよさは大いに楽しんだのが、外で呑むというのは、名残を惜しみつつ明日のために宴を終わらせるためには、大切なことなのですね。ずいぶんと「宅呑み」をしていないので、そのあたりのことを忘れていました。

 

M&M's

(5月5日記)