ジラールを読んでいます

 いまいち脈絡のない読書が続く毎日だが、それでもこのところ、ルネ・ジラールは真剣に読んでいる。
 「欲望」にオリジナルなものはなく、我々は他者の欲望を模倣するしかない、という模倣論から出発しての文学論や、嫉妬論、さらには暴力論を基盤に据えた社会論は、SNSという表現手段が発達した現代においてこそますます意義を持つと思うのだが、いまいち注目を集めていないように思う。

 本当はもう少しあれこれ書くべきなのだろうが、ちょっとうまくまとまらないのと、少々忙しいので、後日への宿題、ということで。

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