百人一首話の続き

 4月27日の記事に書いたように、百人一首の暗記にチャレンジし一度は百番まで覚えたのだが、その後徐々に後ろのほうが曖昧になってしまった。七十番まではほぼ完ぺきだが、それ以降は歌によっては結構怪しい、という状態が続いていたが、放置していた。
 しかしここ数日、やはり百番まで覚えようという気持ちになっている。水泳を復活したからである。
 百人一首と水泳? という感じだらうが、実はなかなか「合理的」(?)な関わりがある。普通のプールというのは往復で50mであろう。ところで私は、泳いでいるうちに今が何往復目か、わからなくなるのだ。「3,,, 3.5,,,、あれ?」という感じである。これには結構困っていて、私はまあ1kmから2kmくらい泳ぐので誤差は100mか150mくらいだろうが、正確な記録がとれないのはちょっと気持ち悪い。しかし先日プールに行き久しぶりに泳ぎ始めたときにひらめいた! 50m泳ぐ間に百人一首を五首ずつ唱えていけばよいのだ。これならば、五十番まで唱えれば500m、六十五番まで唱えれば650mと、間違いようがない。これで正確に距離を測れるようになり、ちょっと、いや、かなり気分が良い。ただ、悲しいかな、七十番までしか正確ではないので、七十番まで行くと(つまり700m泳ぐと)、一番に戻るのだ。これは悔しいので、やはり百番まで徹底的に覚えたいと思った次第。
 将来的には「新百人一首」、「新々百人一首」(そういうものがあるのです)を唱えつつ、優雅に3000m泳ぎたいものである。ちょっと、いやかなりきついが、決して実現不可能な目標ではない。結構真剣にチャレンジしたいところである。
 ついでに書くと、この記事のために4月27日の記事を読みなおして「爪もみ」のことを思い出した。これは最近完全にさぼっているのだが、確かに効果が高いので、また復活させる。こうしたことがあるのも、この日記を書いているおかげであろう。


 あと、ものを暗記したり訓練するときは、前からだけでなく後ろからもしたほうが良いのだろう。これをしていれば、後ろの方を忘れてしまうこともなかったのではないか。これが現在の反省点。


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