先週の土曜日に、２回目のワクチン接種を済ませてきました（モデルナ）。世のSNSやブログは、「みんなで語ろう、副反応！」といった趣を見せていますが、私も世の趨勢に逆らわず（？）、自分の体の反応をご報告いたします。多くの方と大体同じですが、今後ワクチン接種を受ける方の参考になることもあるかもしれません（てっとり早くそこだけ見たい方は、最後の方に行ってください）。
8月21日（土）の16時に接種。お約束の15分待機の後は、自転車で帰宅。念のためごくゆっくりと移動し、体に負担にならないように、とは注意を払いました。夕食は普通にとりシャワーを浴びた上で、その日は何もないうちに就寝。
この日は熟睡できました。翌朝は7時すぎに起床。体調は良好。7時30分の体温は36.2℃。体温は一時間ごとに測りましたが詳細は割愛します。朝食も普通にとり、のんびりしながら雑誌などを読みつつすごしましたが、体温が10時30分に36.9℃に上がったとはいえ不調を感じることもなく、「僕は副反応は軽いほうかしら？ このままいけばよいけれど」とほのかに期待していました。
様子が変わったのは、12時30分の検温です。37.5℃。「ああ、こんな感じで上がるのね」と思いながらも頭ははっきりしているので、相変わらず雑誌を読むなどしていたのですが、頭がはっきりしている割にはいまいち食欲が湧かない。昼食をとらぬまま迎えた13時30分の体温は、38.5℃。「ああ、こりゃ来たね」と思いながら、とりあえず本格的に布団に入り、無理をせずに休むこととしました。以降、雑誌を読んだりうつらうつらをしたりを繰り返しながら、午後はずっと横になっていましたが、体温の最高は16時30分の39.5℃。これは私の人生でもかなり久しぶり、恐らくは小学校以来のもので、ちょっとびっくりしました。ただ、「体調がすごい悪い！」と感じるわけではなかったのは不思議でしたね。とはいえ、独特のだるさは残り、17時30分は、検温すら面倒で飛ばしています。
19時30分の体温は、38.3℃。こりゃ諦めて鎮痛剤をとりますか、と思い、そのためにはお腹に何か入れるためにも夕食をとろう、と思って食べ始めたら、案外食べることができます。これは自分でも驚きました。こうして夕食をとりバファリンをのんだら、体温が37.9℃に落ち着き、後はまたマンガや雑誌を読んでのんびりすごした次第です。ただしシャワーを浴びることがどうしてもできず、そのまま23時就寝。
翌朝は7時すぎに起床。体温は36.8℃。ごく軽い寒気と頭痛があり、念のためバファリンを朝食後にのみました。以前から、この日は静かにすごすと決めており、その通りにしたところ。正午ごろには大体普通の体調となりました。本当にごくごく軽い倦怠感は月曜日夜まで残りましたが、それはそれ、という感じでしょうか。
ただ、予想外だったのは、二日間全く足を動かさなかったため、久しぶりに歩いたときにちょっと膝ががくがく言う感じになったのです。これは予想外のことでした。少しだけ注意をしておいた方がよいかもしれません。
というわけで、私もまあ人並みの副反応を経験したわけですが、予め準備しておいてよかったことと、後から「こうしておけばよかった」と思ったことを、箇条書きで書いておきます。
しておいてよかったこと。
・マンガ、雑誌など軽めの読み物やヒーリング系に近い音楽のCDの準備。退屈をしない、というのはやはり大切かと思います。
・解熱鎮痛剤は多分あった方が良いのでしょう。私はバファリンが効きました。不安な方は、系統が違う（こういう言い方で良いのかしら？）を二種類準備しておくと良いかも。
・知り合いの方に教えていただいたのですが、ポカリスエットは実に良かったです。私は頭が比較的クリアだったのですが、ポカリスエットを飲むと、食道から胃にかけて爽快感・清涼感が拡がり、同時に、体の疲れを自覚できます。
・個人差はあるでしょうが、アイスクリームは心理的にほっとしました。普段は市販のモナカなどでも半分にして食べるのですが、この日は夜、寝しなに、丸々一個むさぼるように食べました。体が欲していたように思います。
自分ではしなかったが、しておいたほうが良かったこと。
・カップ麺のうどんなどは準備しておいた方がよいかもしれません。解熱鎮痛剤をとるには何か食べた方が良いのですが、その準備が大変ですよね。うどんを茹でるのすら面倒、となることは十分ありえます。電気ポットと水と一緒にカップ麺を準備しておけば、比較的簡単に栄養をとることができるかと。
・着替えは枕元に置いておくほうが良いと思いました。汗のため何度か下着を替えるわけですが、隣室にわざわざ取りに行くのが実に難儀だった！ 同様にタオルもあるといいかもしれません。一度使った下着やタオルをまとめて入れておくポリ袋もあるといいかもしれませんね。
こんなところでしょうか。色々と個人差のある事柄でもありますし、正解はありません。とはいえ、何かお役に立つ部分もあるかもしれない、ということで、ここに記録を残しておきます。
ウィルスの性質上、ワクチンを打っても生活が大きく変わるわけではありませんが、心理的には多少ほっとするところもあります。
ワクチン接種が進んだこの社会で生じている事柄については、色々と思うところもありますが、それはまた今度、ということで。
皆さま、元気で良い週末をおすごしください。
M&M's
