お正月の旅行

お正月は、ヒューストンから車で3時間ほどのところにある、オースティンへいってきました。
車で簡単な休憩を挟むだけでいける距離にあることと、日本人オーナーが日本人だけに一軒家まるごとを貸してくれる民泊なのでホテルよりだいぶ安全と考えて、思いきっていってきました。
一昨年の冬にカンクン旅行をして以来、一年以上ぶりでの外泊でした。うれしい。
(この冬はコロナ禍始まって以来全米で大移動だったそうですが。。。みんなもう耐え切れなくなったんだろうなー)

着いた最初のとき、娘はわたしにぎゅーっとしがみついていましたが(新しい場所が怖い)、(オーナー夫妻にはお子さんがいるので)子ども部屋のおもちゃを見て、だんだんと心動かされたよう。
ロディに乗せたら、無表情でまたがっていました(緊張しているけど嫌ではない)。そのうち自分でもまたがるようになったので、気に入ったみたい。
おもちゃって、ちゃんと子どもに子どもの言葉で語りかけているんだなーと、娘の反応の違いで感じます(子どもが身近にいるようになるまで、子供向けデザインの効果を知らなかった)。

食事は全部出前か持ち帰り。ついた日の夜はフォー(うまい!)、翌日夜はナポリ風ピザと自家製モッツァレラチーズ(ほんとうまい!)、最終日はサテンという名のお店のサーモントースト(日本の食パン!!!)、お昼は手巻き寿司(はまち!)。オースティンは食事がとにかく美味しいです(ヒューストンよりも一段上。個人的にはニューヨークで外食するよりも満足する気がします)。ヒッピーの人たちが多いと、料理は美味しくなるのでしょうか。。。大満足でした。

遊びは、宿の近くの公園と自転車道の散歩。それから、夫が「ここに来ないとオースティンに来た気がしない」という、湧き水がたくさんある川沿い公園へ。冬場だから私はそれほど乗り気でなかったのですが、行ってよかったです。湧き水を見たり、川沿いを歩いていると、ふと、「リフレッシュされた」という感じがやってきました。こういうのって一瞬で起こる感じがするところが面白いです。実際、滞在時間は、たいして長くないのです。ほんのしばらく、そこを通り過ぎるように触れていただけで、(空だった何かが)チャージされたぞ、と感じました。場所でそういう経験をしたのははじめてだったので、おおーこれがパワースポットと人が呼ぶものの実体験か!と思いました。
実は私は、足りない栄養が満たされてはじめて、いままでそれが足りてなかったと気がつくことが、よくあります(みなさんはどうですか?)。
足りてなかったのは、自然に触れること、でしょうか。ヒューストンにも自然はあるのですが、きれいな水とか大きな川とか、川辺の自転車道とか、私が恋しく思う要素がオースティンにはあるのです。
ちなみに、外食して美味しさにうなること、気心の知れた(家族以外の)ひとと思いつくままにあれこれおしゃべりすること、なんかも、コロナ禍の影響で足りてなかったかもしれません。

 

こけぐま