日記

・先週はアメリカで出版される予定の本の校正で忙しくしていました。私の師匠の師匠にあたる人の本の英語訳なのですが、いろいろな幸運が重なって(そして共同翻訳者の大岳さんの努力のおかげで)、とてもいい形で出版されることになったと思う。「校正が届いたら、zoomミーティングをしてみんなで本を手に持ったときの感想を言い合いましょう」という連絡がきて、私は「すごいのどかだな~」とほほえましく思っていたのですが、実際に参加してみたら、装丁がどうとか、版面設計がどうとか、ガチのミーティングであった。

・娘のことを知るにつれ、慎重派でこわがりな面があるんだなと知る。新しい食べ物は、まず親の口にいれて食べさせる×数回×数セッションをしてはじめて、自分でも食べ始める。馴れないうちは、一度口にいれたものを、親の口にもってこようとする。

・娘のナゾの生態の一つ。夫と私が近づきすぎると、私の髪の毛をひっぱって仲を引き裂こうとします。かなり優先順位が高い行動で、大好きなバナナを食べている最中でも、夫と私が隣通しで座っていると、ひきはがしにきます。何なんだろう?

・娘はいろいろなもののまねをします。私たちの口癖の真似(「うまー」とか「えーっと」とか)。机を布でぬぐう(拭き掃除)。蛇口から水がぽたぽた落ちる音を口でつくる。腹筋をするわたしの横で、腹筋のようなことをする(クッションに仰向けに寝て、起きる)。

 

こけぐま