就職活動始めます(夫が)

アメリカのアカデミックポストの就職活動シーズンは9月から始まります。夫がNIHから研究費をもらえることになったので、勝負は今年ということになりました。

これは最近の傾向らしいのですが、アメリカでは研究者の獲得してくる研究費が大学の大きな収入になるので(研究費(直接経費)に対して、それとは別に大学に相当の間接経費が与えられる)、研究費をとる力のある研究者だと示すことが就職活動には重要なのです。

最初は練習がてら受けられるようなところに応募するつもりでいたのに、ここなら是非行きたいというポストの募集があることに、その締切の2週間前(8月半ば)に気がつきました。そこからとんかんとんかん突貫工事をして書類を仕上げました。まず日本語で書いてロジックを練り上げてから英訳したものをラボの人に読んでもらい、英文校正と内容へのアドバイスをしてもらいながら推敲を繰り返しました(言語障害があると大変です)。先週はほぼ毎日、二人で朝まで何かしてました(娘が寝ている時間でないと、まともに仕事できないのです)。9月1日(締切日)の朝5時に、夫の応募書類を提出しました。あーたいへんやった!

次の応募からは、今回作ったものをもとに、募集要項にあわせてちょっとずつ変えていけばいいので、多分大分楽になる(はず)。

こけぐま