日記

アメリカから完全帰国することがきまって、ひとつひとつ手続きを始めています。
普段はあまり写真を撮らないのですが、小旅行でも、友達を遊ぶときとかも、これまでより写真を撮るようになりました。いつか、思い出すきっかけになるように。

新たな土地に引っ越すことと、死ぬことは少し似ています。引っ越した後の元の土地における私の存在は、死ぬ場合と引っ越した場合とで、ほぼ同等だと感じるのです。いつもの公園を散歩することも、プレイデートで子どもを遊ばせながら友達とお茶をすることも、それをするための身体がもうそこにはないという意味で。

この週末には、アメリカにきてはじめてできた友達が、はるばるフィラデルフィアから子連れで遊びに来てくれました。彼女とともに行った場所についてメモ。
家族皆で二人を空港でピックアップした後は、ハイツのモールでコーヒー、友達のリクエストで飲茶の人気店、三角公園、夜ご飯は鯛めしとブランジーノ(前日にBlue Horizonで買う)。
二日目は動物園、バーナビーズカフェ、子どもミュージアム、夜はDaisoとくら寿司
三日目の朝は、Sweet Parisのクレープを持ち帰り(感想:Rice店はいつもおいしい)。それからSpace Center Houston。スペースシャトルとそれを乗せて運ぶ飛行機、スペースXのロケット(使用済み)、アポロを月まで届けたV5ロケット。60年以上前に作られたV5ロケットは、いまでもかっこいい。NASAが一番輝いていた時代の遺産。あと、とにかくでかくてありがたい感じが、大仏みたいと思いました。お昼は海のほうへ、夜はMala Shichuan@モントローズの持ち帰り(感想:ハイツ店のほうが、なぜかおいしい)。
最終日は、朝に一瞬だけ動物園。どうしても水族館エリアを見てほしくて。それから、空港でお別れ。娘は私からの注意が減ると不安定になって夫に頼りまくってしまう(それでも満たされず荒れる)、ということが判明。

コロナ禍、就活禍(?)のなか、ちまちまと進めていた翻訳プロジェクトの本の第一巻が出版されました。私が担当したのは、翻訳(大岳さんとの共同で)、デザインと組版です。https://www.amazon.com/Formless-Record-Transmission-Illumination-Contemporary/dp/B0CLYQPCYY/

 

こけぐま